認知症や知的障害、精神障害等により判断能力が不十分な方を法的に保護し、支援をするための「成年後見制度」に関する業務を担当しています。
具体的には、市民の方などからの成年後見制度の活用に関する相談を受けたり、本会が法人として成年後見人等に選任をされている成年被後見人等(支援が必要な方)の財産管理や生活に必要な手続きの支援をしたりしています。
08:30~10:30 朝礼、相談の準備、事務作業
10:30~12:00 市民の方からの相談対応
12:00~13:00 昼休憩
13:00~14:00 成年被後見人等(支援が必要な方)との面談準備
14:00~16:00 成年被後見人等との面談
16:00~17:15 相談、面談記録の入力
成年後見制度の相談の対象となる方は、何らかの生活上の「課題」を抱えていることが多く、その「課題」をご本人や関係者の皆さんとひとつひとつ解決し、ご本人が安心して生活ができる環境を整えることにやりがいを感じます。
大変なこともありますが、ご本人や関係者の皆さんから「ありがとう」と言って頂ける機会も多く、やりがいのある仕事だと思います。
大学は、福祉とは関係のない学部でしたが、令和元年東日本台風災害の災害ボランティアに参加したことにより、ボランティアや福祉に興味を持つようになったのがきっかけです。
入職した当初は、福祉についての知識もあまりなく、きちんと仕事ができるか不安でしたが、上司や先輩に教えてもらいながら、仕事をしていくなかで知識を身に付けていくことができるため、少しでも福祉の仕事に興味のある方には、ぜひ採用試験を受験してもらいたいと思います。