第68回長野市社会福祉大会を開催しました
令和4年8月26日(金)、長野市との共催により、第68回長野市社会福祉大会をふれあい福祉センターで開催しました。昨年度は中止であったため2年ぶりの開催となりました。
当日は新型コロナ感染防止対策として、参加対象を被表彰者のみとしたほか、来場者全員が手指消毒、検温、マスク着用のうえ、会場内を定期的に換気しながらの開催となりました。表彰対象となる121名のうち55名の参加をいただき、本会会長からの表彰状及び感謝状の贈呈の式典を行いました。表彰を受けられた皆さま、誠におめでとうございます。
式典後は、「こんな工夫をしています ~私たちが今できること~」というテーマで2件の事例発表を行いました。地域の事業所やボランティアグループなど、様々な地域資源と連携しながらお寺の敷地内で男性介護者の相談や居場所づくりを行う「寺カフェ」について常泉寺住職の増田秀晃さんが、民生委員の経験を活かして、「ささえあいセンター」において東日本台風災害の被災者に寄り添い、相談支援やつながりづくりを行う生活支援相談員の米山秀一さんがそれぞれ発表を行い、現在民生委員や福祉推進員などとして活動されている被表彰者の多くがその経験談に耳を傾けていました。
その後は事例発表においてコメンテーターをお努めいただいた、ルーテル学院大学 学術顧問の市川一宏先生に「地域福祉活動の原点に戻る ~大切なもの、大切なことを守る~」と題した講演をしていただきました。
長野市の地域福祉推進に長年関わっていただいている市川先生独自の視点で、地域住民が自らの働きを問い直し、「人への思いやり」の気持ちをもって、「人、もの、とき」など今ある地域資源を活用しながら、地域におけるコミュニティの再生をしていく意識が大切だということを考えさせられる講演となりました。
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